智久
智久
ダイエットアドバイザーの藤田智久です。

 

智久のプロフィールで記載しましたように、私は従来の健康常識とされていた「カロリー理論」に疑問を持ちました。

ここでは、その疑問に応えるため、ダイエットの基礎知識として、まず肥満の原因から考えてみました。

 

さて、肥満やメタボが世界的に増えています。

私たちが太る原因は、摂取カロリーが消費カロリーより多いから、と従来から云われてきました。

これが、「カロリー理論」の大前提でしたね。

カロリーバランス

しかし、「痩せの大食い」とか「水を飲んでも太る」人もいます。

この事実をみても、どうも肥満の原因がカロリーオーバーというのは怪しいですね。

 

ここでは、

  • 肥満の本当の原因、
  • カロリー表示があてにならない こと

を確認した上で、ダイエットにカロリー計算は必要ないことをご紹介します。

 

肥満の本当の原因は?

肥満の要因

肥満の人は新陳代謝が悪く、甲状腺の機能も悪いことが云われていますが、肥満の要因として

  • インスリン、
  • 腸内フローラ、
  • ホルモンバランス、
  • 遺伝子

などが候補に挙がっています。

 

G.トーベスは2012年に「栄養科学イニシアチブ(NuSl)」という非営利射織を立ち上げ、5~6年かけて肥満の本当の原因を科学的に検証ししました。
一つは今までのカロリー説、もう一つは炭水化物によって高インスリン状態が脂肪蓄積をもたらすホルモン説です。

高インスリンが肥満の元凶

近年、科学的に検証されてきた肥満の原因とは高インスリン状態が脂肪蓄積をもたらすホルモン説によるものです。

 

食後の血糖値を上げる栄養素は3大栄養素のうち糖質だけです。

糖質過多の食事をすると血糖値が高くなります。

その血糖値を下げようとして肥満ホルモンと呼ばれるインスリンが膵臓からたくさん出ます。

すると、以降(① →②→③→④)の悪循環サイクルが発生し、肥満になるのです。

インスリンの作用がもたらす悪循環サイクル

①インスリンがたくさん出ると太りやすくなる
血糖値が高くなると、体は処理するためのインスリンを後からいっぱい出さなければなりません。

大量のインスリンが脂肪細胞のエネルギー取り込み口をどんどん開くので、その結果、太りやすくなるのです。

②太るとインスリンの効きが悪くなる
脂肪が増えると、今度は困ったことにインスリンの効きが悪くなっていきます。

③血糖値がなかなか下がらない
インスリンの効きが悪くなるので、高くなった血糖値がなかか下がらなくなります。

④高血糖がインスリンの働きを鈍らせる
また、高血糖状態がインスリンの働きをにぶらせることから、体は、効きが悪くなった分をカバーするために、①に戻り、前よりもたくさんのインスリンを出すようになります。

 

そうなると、大量のインスリンは、またまた脂肪を溜め込ませる働きし、さらに一層太りやすくなるのです。

 

つまり、太ってインスリンが効きにくくなると、すい臓がインスリンを大量に出し、ますます太りやすくなるわけです。

 

そしてさらに太っていくという悪循環に落ちってしまうのです。

 

このインスリンがもたらす悪循環が肥満の本当の原因なのです

 

 

 

智久
智久

食べ物をカロリーでみるカロリー栄養学では、肥満や糖尿病がうまくコントロール出来ないことは私(智久)だけでなく多くの人が経験しているようですね。

 

 

 

カロリー理論は人間の体には当てはまらない

「熱力学の法則」の第1法則とは

現在でも、大部分の医療関係者と肥満研究者は、体重は最終的に体に出入りするカロリーのバランスで決まると言うでしょう。

そしてそれを説明するのに「熱力学の法則」を引き合いに出します。

この法則はさまざまな形態のエネルギーに関連していて、ある形態のエネルギーが別の形態に変換されるときに起こることを説明します。

熱力学の法則は4つあり、「代謝上の優位性」の概念を退けるのによく使われるのは「第1法則」です。

注:代謝上の優位性とは

栄養素が消化・代謝される過程でどれだけの量の熱を発生させられるか? という概念です。代謝に多くエネルギーを使えば痩せられますから有利です。

例えば、タンパク質が代謝される際に使用されるエネルギー(食事誘発性熱産生)は全体の約30%で脂質や糖質(各10%)よりと多く

タンパク質は代謝上の優位性を有する栄養素と言えます。

熱力学の第1法則とは、『エネルギーはつくり出すことも消滅させることもできない、』というものです。

言い換えると、エネルギーをひとつの形態から別の形態に変換することはできても、宇宙のなかのエネルギーの総量は一定のままなのです。

第1法則は人の体重管理に当てはまるか?

この法則が体重管理にどう当てはまるのでしょう?

ある人の体重が長年安定しているとしましょう。

第1法則によると理論上は、この人が食べ物のから摂取すカロリーは、その人が代謝と活動で消費するカロリーと等しいことになります。

つまり 「入るカロリー=出るカロリー」です。

ここでは、人が摂取するカロリーの形態によって体重への影響が異なることもありえるという考えは、本質的に退けられます。

つまり「1カロリーは1カロリー」 です。

熱力学の第1法則は「閉鎖系」についての法則

ところが、熱力学の第1法則は実は「閉鎖系」についての法則です。

この系は、周囲の環境と熱やエネルギーのやり取りはできても、物質のやり取りはできません。

 

これは人間に当てはまるのでしょうか?

人間の体は実際、おもに食物(入る物質)や糞尿などの老廃物(出る物質)というかたちで、物質を周囲の環境とやり取りしています。

従って、熱力学の第1法則は、人の体重管理に当てはまりません。

「1カロリーは1カロリー」ではないのです。

熱力学の第1法則は化学反応が起こらない系での話

さらに厳密に言うと、第1法則は化学反応が起こらない系についての話です。

 

しかし人体は基本的に化学反応の塊です。

したがって、やはり熱力学の第1法則は、体重管理に関することには当てはまりません。

 

厳密に科学的な考え方をするつもりなら、

代謝上の優位性を否定するために熱力学の第1法則を引き合いに出すのは、完全にナンセンスなのです。

 

※本項は下記の図書の落とし穴5に関する記事を参考にしました。

 

カロリー制限のカロリー表示があてにならない?

食べ物のカロリー計算をするとき、表示されているカロリーを絶対視していますが、

そのカロリー表示が当てにならないということがわかってきました。

実際に生体の中で表示通りのカロリーが得られる保証がないのです。

その、理由を2つあげます。

調理法によりカロリーに違いがある

1つ目の理由として、食べ物は調理法によって摂取カロリーが大きく変わることが知られています。

食べ物を加工して粉にするだけでカロリーは変わります。

調理によっても変わります。

 

もっと云えば焼く、煮る、蒸す、揚げる、発酵させる、生のまま食べる、の調理法によってもかわるのです。

 

例えば、下の図は豚モモ肉180kcalが調理法でどのようになるかを示しています。

調理法で変わるカロリー

また

R.N.Carmodyの実験結果で生のさつまいもを食べたマウスは体重が減り、加熱したさつまいもを食べたマウスでは体重が増えることが証明されています

 

カロリーには個人差がある

2つ目の理由は、人によって、消化力や吸収力が異なるということです。

 

消化酵素の量も個人差がありますし、年令によって変化します。

実際、消化酵素の量は年齢と共にどんどん減ってしまいます、

年代別酵素量

 

腸内フローラの問題もあります。

肥満の人と痩せた人では腸内フローラが異なることが知られています。

腸内フローラに棲む腸内細菌は人によって異なるのです

 

腸内細菌

 

 

糖質制限ではカロリー計算が意味ないとは?

カロリー計算はばかばかしい?

カロリー計算こうしてみると、カロリーをきちんと計算して食事をすることのばかばかしさが分かると思います。

カロリー表示一つ取ってもこの有様です。

 

多くの賢人は糖尿病の人に、ストレスをもたらすだけのカロリー計算はするな、と教えます。

 

このように、食べ物をカロリーで評価しても健康にはほとんど役に立ちません。

 

※なお、ストレスと肥満の関係や腸内細菌と肥満の関係については別途、解説記事を予定しています。

 

まとめ

 

いかがですか?

ダイエットにカロリー理論が当てにならないことをご理解いただけましたでしょうか。

私は糖尿病予備軍になって、病院の管理栄養士さんからカロリー制限の食事療法を指導されました。

その後、自己流のカロリー制限を継続しましたが、8年後には本当の糖尿病なってしまいました。

この経験からストレスが溜まるカロリー制限が糖尿病やダイエットに効果がないことを確信したのです。

そこで、私も「ストレスをもたらすだけのカロリー計算はするな」の教えに従うことにし、
「糖質制限+ある事」のやり方に舵をきったのです。
そしてその後、肉や魚をしっかり食べる糖質制限を実践し、短期間で糖尿病と肥満を改善できました。

 

なお、現在も肉や魚をしっかり食べてストレスなく緩い糖質制限ダイエットを継続しています。

例えば、腹八部の空腹の我慢も今はしていません。

いわゆる「満腹ダイエット」を実践中です。

 

最近は、「糖質制限+ある事」のある事のひとつとして腸内細菌の働きに注目したダイエットも取り入れています。

参考記事;腸内フローラダイエットで痩せる!成功するダイエット法則の実践法

 

また、ある事のひとつとして

食物繊維、ミネラル、酵素等の必須栄養素を摂れる適切な補助食品やサプリメントを利用しています。

最近利用している補助食品はファイバーチキンブロス とチャコールバターコーヒー です。

参考記事;

ファイバーチキンブロスは効果なし?糖質制限の補助食品として最適なのか

チャコールバターコーヒーを飲むだけでは痩せない?激やせ方法を公開!

 

どんな補助食品やサプリメントを糖質制限と組み合わせればよいかは、今後、このサイトでご紹介していく予定です。

 

 

 

 

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ダイエットアドバイザー藤田智久でした。