智久
智久
ダイエットアドバイザーの 藤田智久です。

 

今、「人の体に存在する酵素」がブームとなっています。

私たちの休の中には、必ず酵素が存在します。

なぜなら、酵素がないと生きていけないからです。

そこで、ここでは、人体を動かす燃料である三大栄養素の働きをまず確認し、

その栄養素だけでは体は動かないこと、酵素という触媒が必要な理由をあげ、

免疫力を高める酵素生活のポイントをご紹介します。

 

栄養素の種類と働き

人間が食物を食べる理由

なぜ、人間は食物を食べるのでしょうか?

その答えは、実にシンプルです。

人間が食物を食べる理由は「エネルギーを得て活動するため」です。

そして、その活動とは、摂取した栄養を生命エネルギーに変えながら、自分の子孫を作っていくのが生命の営みです。

そのために必要なものはエネルギー源です。

人間のエネルギー源の主要なものは糖質、タンバク質、脂質の三大栄養素です。

 

三大栄養素を車に例えると

 

三大栄養素は、生命活動のための主力エネルギーで、行動を起こすためのエネルギーや、

ときには病気を退治するための免疫エネルギーになります。

 

糖質は、細胞内のミトコンドリアという、エネルギーを産生する動力に直接働きかけます。

 

タンパク質は、骨格や細胞組織や粘膜粘液の原料になりますります。

私たちの体は、タンパク質によって形作られているのです。
また、ホルモンの調整や免疫の維持にも欠かせません。

 

脂質もエネルギー源ですが、細胞膜など生体膜の成分になります。

ビタミンの運搬や体のさまざまな機能を調節するホルモン様物質であるプロスタグランディンの産生、細胞間の情報伝達を行なうサイトカイン(白血球など免疫システムの細胞から分泌
されるタンバク質の総称)の産生などにきわめて重要です。

 

これら三大栄養素ビタミンミネラルを加えて五大栄養素となります。
さらに、食物繊維と最近話題のポリフェノールやカロテノイドなどのファイトケミカル
(植物中に存在する天然の化学物質 杭酸化力が強い)を加えて七大栄養素といわれています。

 

 

特に三大栄養素は、自動車に例えればガソリンとボディような存在です。

 

 

代謝と酵素の関係

代謝とは

自動車がガソリンを入れただけでは動かないのと同じように、私たちの体も、栄養素というガソリンを入れただけでは動かすことができません。

外部から取り入れた食物から、体に必要なものを取り出して利用し、不要なものは排泄しながら、絶えず新しい細胞に入れ替える働きが必要なのです。

 

それの働きが、体内で行われる「代謝」と呼ばれものです。

 

代謝とは一言でいえば「エネルギーの生産と消費」

難しくいえば「生命の維持のために有機体が行なう一連の化学反応」の総称です。

 

言い換えると、生命エネルギーとは、炭水化物や脂肪、タンパク質によって生じる代謝という化学反応で生ずるものです。

ある物質がほかの物質に変わるという化学反応こそが生命エネルギーの正体です。

 

私たちの体は、生命のための一大化学工場なのです。

健康とは、体という化学工場のシステムが順調に稼働している状態といってもよいでしょう。

 

補足説明:代謝は、「異化」と「同化」に区分される

異化とは、わかりやすくいうと物質をバラバラにすることで、分子を小さな構成部分に分解してエネルギーを取り出す代謝過程です。

炭水化物異化でいうと、細胞は取り込んだ糖を分解して、二酸化炭素と水にします。

この二酸化炭素と水は、廃棄物で体外に排泄されますが、異化の過程でさまざまな生命活動に必要なエネルギーを生み出すのです

 

同化とは、異化とは逆に器官や組織を「組み立てること」です。

異化によって作り出されたエネルギーを使って、より単純な化合物から自身の体の部品を作り出す反応です。

 

同化によって細胞は成長、分化し、複雑な分子が構成され、個体は大きくなっていきます。

骨の成長や筋肉の増加などがそうです。

 

代謝に酵素が必要な理由

人間の体は、約100兆個の細胞で構成されています。

これら100兆個の細胞は、1個あたり100万回の異なった化学反応(代謝)を行なっています。

体のいたるところで、連続して起こっている、これらの化学反応は、仲立ちする「触媒」の力を借りなければ成立しません。

 

前述の体のなかで起こっている、化学反応(代謝)を仲立ちする「触媒」こそが「酵素です。

先に紹介した三大栄養素が車のガソリンなら、酵素はバッテリーのような存在です。

 

また、人の体を家に例えるなら、酵素は「大工さん」のような存在です。

家[身体]を作るための材料[炭水化物・たんばく質など]を、道具〔ビタミン・ミネラルなど]で分解したり、
補修したりして組み立てていき、キレイに作り上げるのが大工さん=酵素です。

 

すべての体内細胞に酵素が必要

人間を含めたあらゆる生物の体内で起こるすべての化学反応は、酵素なしで行なうことはできません。

植物なら種からの発芽、実が熟すのも、葉が紅葉するのもすべて酵素の働きです。

 

 

人間なら、息をすることも、まぶたを閉じることも、話すことも、聞くことも酵素の働きです。

食べることも、そして食べたものを消化することも酵素なしでは何ひとつ行なえません。

 

エネルギーを作り出すことも、細胞の入れ替えも、組織の修復、有害な毒素(老廃物)の排泄も、すべて酵素の力なのです。

 

そして、体内にある100兆個のすべての細胞が、酵素を必要としています。

酵素がなければ、私たちは何もできず、その存在なくしては生きていくことができないのです。

 

酵素の分類

 

ところで、この酵素にはいくつかの種類があるってご存知ですか?

まず、酵素は外部から取り入れる体外酵素食物酵素)と体内に存在する体内酵素潜在酵素)に分類されます。

 

そして、体内酵素(潜在酵素)には食べたものをエネルギーに換える消化酵素と呼吸をしたり、

手足を動かしたり、臓器をきちんと働かせたり、物事を考えたり、老廃物を体外に排出したりする代謝酵素の働きがあります。

 

腸内細菌も酵素が必要

今までの定説では、体外酵素といえば「食物酵素」のこととされてきました。

しかし最近の研究で、私たちの腸内細菌のもつ酵素も、「体外酵素」の一種に分類したほうがいいことがわかってきました。

腸内細菌は人間の臓器ではなく”共生物”であるので、「体外酵素」と表現したほうが適しているのです。

腸内細菌に関する補足
腸内にはさまざまな菌がいます。
悪玉菌、善玉菌、日和見菌のバランスによって、私たちの腸内環境は左右されています。
腸内細菌の総数は最近では1000種2000兆個ともいわれています。人間の細胞が100兆個ですから、その10倍近い数の細菌が腸内にすみついているというわけです。
私たちはこれらの細菌の宿主であり、腸内細菌は私たちが摂取した栄養分の一部をおもな栄養源として、分解・合成などの発酵活動をして増殖します。
そして同時にさまざまな代謝物を産出しています。
その代謝物は、私たち宿主のエネルギー源や体の構成要素として利用されているのです。
この分解・発酵には善玉菌の酵素が活躍しています。
私たちの体に多大なる恩恵を与えてくれる善玉菌の酵素は、我々にとって大切な酵素のひとつであるといえるでしょう。

 

糖質制限では糖質の摂取は必須ではありませんが、酵素栄養学では腸内細菌の栄養源として糖質も必須とします。従って、「糖質制限+酵素栄養学」でダイエットや免疫力アップを図るためには、激しい糖質制限よりもゆるい糖質制限の方が適切です。

激しい糖質制限は期間を限定して実施すべきです。

 

酵素で免疫力を高めるには?

酵素の量には限りがある

けれど、残念なことに、一生につくられる酵素(潜在酵素)の量には限りがあります。

生まれたばかりの赤ちゃんの体内には、お年寄りの数百倍の酵素が存在しているといわれています。

私たちは日々の生命活動で、大量の酵素を消費しています。

酵素の量は年齢とともにどんどん減っていくのです。

また、体内で生成される酵素の量も加齢とともに減少します。

さらに、年齢によってその質も変化します。酵素の力は年齢とともに弱まるのです。

 

体内の酵素は毎日一定量生産されていますが、年齢とともにその生産能力も低下してきます。

 

若い頃と同じ調子で飲んだり食べたりを続け、運動不足、ストレスまみれの生活をしていたら、

ただでさえ減りがちな体内の酵素はどんどん減少し、新陳代謝も悪化の一途をたどります。

若いころに成功していたダイエット法と同じやり方では加齢とともに痩せにくくなる理由は、ここで上げた酵素の減少が原因と言えるでしょう。

従って、加齢とともに酵素の補充を重視したダイエット法にシフトしていく必要があるのです。

酵素は熱に弱い

生の動植物の中には、多くに酵素が存在しており。

この酵素は「食物酵素」と呼ばれます。

この酵素は、非常にデリケートな存在で熱に弱いのです。

食物酵素は一般的に48度のときに2時間、50度のときに20分、53度のときには2分しか働かなくなります。

だから加熱した野菜では、酵素を摂ることができないのです。

つまり、酵素たっぷり食材の料理法は生が鉄則なのです。

 

酵素不足の症状と対策

酵素不足の症状

酵素量が減少すると、からだは食べ物の消化を優先させ、代謝に使う酵素が少なくなっていきます。

それを知らないまま生活し、酵素が不足している状態を続けていると、

代謝酵素が不足な状態となり、免疫力が低下します。

 

 

その結果、体の不調にとどまらず、がんなど、さまざまな深刻な病気を引き起こす可能性が高くなります。

 

常に体に疲れがたまっている、体のどこかしらが痛い、快便でない、体が冷えるなどという不調はもちろん、

例えば、糖尿病や肥満、高血圧など生活習慣病メタポリック症候群などのリスクも高まります。

酵素不足の対策

だから、免疫力を上げ病気にならない体を作るためには、

常に新しい酵素を補ってやり、できる限り、酵素の無駄遣いをやめる必要があります。

 

ライフスタイルを見直すだけで、酵素を有効に使うことができます。

元気で長生きするためにも、欠かせないのが酵素の力です。

免疫力を高める酵素生活実践のポイント

 

1.食事は生野菜から
酵素の節約をするために、いちばんたいせつなことは、過食をせず、生の野菜や果物、生の肉・魚、発酵食品など、酵素が生きている食品を中心とした食生活をする

2.朝食は生野菜や果物
朝は生野菜や果物だけで十分です。しっかりした食事をすると、せっかく睡眠でで半断食状態になっていた胃に、いきなりたくさんの仕事をさせることになり酵素を大量に使うことにもなります。

3.食物繊維を摂る
海藻やキノコ類、ごほうにさつまいもなど働き食物繊維がたっぷり含まれた食品です。
これらは便の素となり、腸を元気にしてくれる大切な食べ物です。陽こそが免疫力アップの大きなカギなのです。

4.体を温める
現代は男性、女性にかかわらず、みんな体が冷えているもの。
体が冷えていると、血液循環が滞り、全身に栄養を運べないばかりか、老廃物が多く体にたまったままになってしまいます。
さらには免疫力を高めてくれる腸の動きもにぶりかちになります。

5.少食にする
食べすぎでいいことは何もありません。消化に酵素を多く使うし、消化しきれなかった腐敗物がない腸内の環境を悪化させ、免疫力低下につながります。
そしてもちろん、太ります。

6.良質な睡眠
細胞や酵素をつくる代謝活動のほとんどは、20時から朝4時までの間に行われます。
この時間帯にできるだけ眠り、体を休ませたいものです。

7.活性酸素を除去
酵素の働きを阻害し、浪費するのは、ストレスや喫煙、お酒の飲みすぎ、睡眠不足などです。
どれも、老化の原因となって体に有害な、活性酸素を増殖させてしまい、せっかくの酵素を有効に使えなくしてしまいます。

 

質の高い酵素サプリメントも有効

酵素は毎日の食事からたっぷり摂ることが大事ですが、さらにこれにサプリメントを併用すると健康促進効果が上がります。

タンパク質、脂肪、糖質を分解する酵素のパンクレアチン、タンパク質分解酵素のパパイン、トリプシン、キモトリプシン、ブロメライン、プロテアーゼや糖質分解酵素のアミラーゼ、脂質分解酵素のリパーゼ、乳糖分解酵素のラクターゼ、セルロース分解酵素のセルラーゼなどがサプリメントから補給が可能です。

疲れ気味な人、消化不良を起こしやすい人などは、ぜひサプリメントも摂り入れてはいかがでしょうか。

ただし市販の酵素サプリメントもいろいろなものがあるので、質の高いものを入手することをおすすめします。

 

なお、免疫力を上げる 酵素生活については以下の図書が参考になるでしょう。

(中身検索可能です)

 

 

まとめ

今回は、酵素栄養学の第1人者 鶴見クリニック委員長の下記の著書を参考に、酵素栄養学の要点をまとめました。

  • 「酵素」の謎 なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか  祥伝社新書
  • 腸は酵素で強くなる!          青春新書

いかがでしょうか?

  • 酵素とは、体のなかで起こっている、化学反応を仲立ちする「触媒」であること
  • 体内にある100兆個のすべての細胞が、酵素を必要としていること。
  • 免疫力を上げ病気にならない体を作るためには、常に新しい酵素を補ってやる必要があり、できる限り、酵素の無駄遣いをやめなくてはないこと。
  • 免疫力を上げる 酵素生活実践のポイント

をご理解いただけましたか?

 

従来の糖質制限などの食事制限ダイエットでは制限すべき栄養素、あるいは摂るべき栄養素に注目しがちでしたが、体内の化学反応である代謝の触媒である酵素の働きについては考慮されていませんでした。

そのため、ダイエットに深く関係するにもかかわらず、腸内環境やそこに棲む腸内細菌の働きにはついては説明が十分できていない部分があります。

今回、私が酵素栄養学に注目した理由は、糖質制限のその弱点を補う理論として酵素栄養学が有効ではないかと考えたからです。

「糖質制限+酵素栄養学」の相乗効果でダイエットと免疫力アップを同時に達成することにより高齢になっても有効なダイエット法を実践したいと考えたのです。

 

 

 

 

 

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ダイエットアドバイザー藤田智久でした。