
近年、糖質の摂取量を減らすことで、常に脂肪を燃やすエネルギーシステムを活性化する
「糖質制限ダイエット」が効果的なことがわかってきました。
糖質制限で肥満やメタボを解消しようとする方が増えてきたようです。
『糖質制限ダイエットで痩せたいと思うのですが・・・
酒席によく誘われるので、どうしたらよいか悩んでいます』
というサラリーマンやOLの方の声もよく聞きます。
そこでここでは、糖質制限ダイエット中でも飲んでいいお酒の種類、適量、注意点をまとめてみました。
目次
糖質制限中でも飲んでいいお酒
「蒸留酒」はOK、「醸造酒」は要注意
一般的にダイエットでは控えるべきとされるアルコールが飲めるのが糖質制限食の特徴です。
ところで、アルコールには、ビール、日本酒、ワインのような「醸造酒」、
焼酎、ウイスキー、ジン、ブランディーなどの「蒸留酒」があります。
このうち糖質制限食で飲んで良いのは蒸留酒です。
半面、糖質を含む醸造酒は要注意です。
糖質制限食では、蒸留酒を中心にお酒が飲めますから、これまでのダイエット法よりも続けやすいでしょう。
ビールや日本酒で晩酌をしていた人は、糖質を含まない焼酎やウイスキーにすれば、禁酒をしなくてもよいからです。
お酒の飲み過ぎはNG
いくら糖質制限中でも、「蒸留酒」なら飲んでも良いとはいえ飲み過ぎはよいわけではありません。
アルコールの飲み過ぎは肝臓などの内臓の負担となるなど、
糖質だけでなくではなく、アルコールの飲み過ぎにも問題があるからです。
厚生労働省では純アルコール換算で1日20 gまでを適量としています。
(参考:米国では24グラムです。)
これは、焼酎なら0.6合、ウイスキーならシングル2杯(ダブル1杯)が目安となります。
ただし、糖質制限中の方にとって、お酒のおつまみにも注意が必要です。
糖質含有量の少ない、おつまみを選びましょう。
例えば、あたりめ、ナッツ類 ハム類は糖質が少ないのでおつまみとしてOKです。
なお、以下の記事中でおすすめおやつも参考になるでしょう。
参考記事:糖質制限ダイエット中のおやつに注意!おすすめのおやつと食べてよいタイミング
飲んでもいい醸造酒もある
「糖質ゼロ」の醸造酒はOK
糖質制限の普及に伴い、発泡酒をはじめ「糖貨ゼロ」商品が続々登場してうれしい昨今です。
糖質を含まない「糖質ゼロ」をうたう発泡酒が、国内酒造メーカー各社か発売されていますが、これはOK。
糖質ゼロのノンアルコールのビールテイスト飲料もOKです。
糖質ゼロの発泡酒人気を受けてビールや日本酒にも糖質ゼロタイプが登場していますがこれもOKです。
「糖質ゼロ」の飲料にはその名のとおり、本当に糖質が含まれません。
ただし、市販の「糖質ゼロ」表示の場合、微量の糖質を含む場合があります。
市販の糖質ゼロ表示の注意点
ただし市販の糖質ゼロ表示は糖質が0gではありません。
栄養表示基準により「100ml(または100g)あたり糖質量0.5g未満」で表示可能。
だから、上手に適量を楽しみましょう。
「糖類ゼロ」には要注意!
「糖質ゼロ」ではなく「糖類ゼロ」をうたう飲料もあります。
「糖質」と「糖類」の違いがポイントです。
「糖類ゼロ」でも「糖質ゼロ」ではないからです。
つまり、糖質制限食では糖類ゼロの飲料は要注意で、控えるべきなのです。
糖質は、単糖類(ブドウ糖、果糖など)、二糖類(ショ糖・乳糖・麦芽糖など)、多糖類(でんぷん・オリゴ糖・デキストリン)、糖アルコール(キシリトール、マルチトールなど)人工甘味料に分けられます。
このうち、単糖類と二糖類だけを糖類といいます。
つまり「糖類ゼロ」には、その他の多糖類、糖アルコール、人工甘味料が含まれているというわけです。
要するに「糖類ゼロ」は「糖質ゼロ」ではないのです。
蒸留酒でもカクテルには注意!
蒸留酒で気をつけたいのは、焼酎やウォッカなどに果汁を混ぜてで作るタイプのカクテルです。
果汁には糖質が多く含まれています。
例えば、ウォッカとオレンジジュースで作るスクリュードライバーというカクテルには、グラス1杯で20g近い糖質が入っています。
焼酎を割るなら水やウーロン茶のように糖質を含まない飲み物で!。
ウイスキーやウォッカももっぱら、炭酸水で割ってください。
お酒のつまみには、タンパク質と脂質が豊富で糖質が少ないチーズやナッツ類を組み合わせるとよいでしょう。
一方、チーズの盛り合わせなどに添えられるブドウやアプリコット等のドライフルーツは、糖質が多いので避けましょう。
まとめ
●糖質制限ダイエット中でも、糖質を含まない焼酎やウイスキーなど「蒸留酒」はOK、
半面、糖質を含む日本酒、ビールなど「醸造酒」は要注意。
●「醸造酒」でも「糖質ゼロ」はOKだが、「糖類ゼロ」は要注意!
●「蒸留酒」でも果汁を混ぜて作るタイプのカクテルは要注意!
OKとは言え、アルコールの飲み過ぎは肝臓などの内臓の負担となるので、適量を楽しみましょう。
なお、糖尿人の私は糖質制限ダイエットを継続中ですが
「蒸留酒」である焼酎(0.5合)の水割りを毎晩楽しんでます。
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ダイエットアドバイザー藤田智久でした。