
最近、ダイエット目的などで、糖質を摂るのを減らす方が増加しています。
ところで、あなたは「糖質制限食」って文字通り「糖質を制限する」食事であり、糖質を多く含む主食を減らす食事だと思っていませんか?
でも、それは間違っているわけではありませんが正解でもありません。
実は糖質を減らすだけの食事では正しい糖質制限ではないからです。
ここでは、正しい糖質制限では、タンパク質をたっぷり摂るべきことを確認し、、
糖質制限時にタンパク質をしっかり摂ることの重要性と、その、その若返り・美肌効果をご紹介します。
目次
糖質制限時のタンパク質摂取
タンパク質、脂質は十分とって大丈夫
糖質過多な人は、慢性的な栄養不足を起こしがちです。
日頃から主食メインの食事やお菓子のとりすぎで、それだけでおなかがふくれてしまい、他の栄養素の入る余地がなくなっているからです
正しい糖質制限では主食を減らすと同時に、いままで不足してきた栄養素をしっかりととっていきます。
そうすると、体の内側と外側の両方が変わっていきます。
主食をぬくと、当然おかずを多く食べることになりますが、タンパク質、脂質は十分とって大丈夫です。
食べる順番やスピードも重要
最初は繊維の多い野菜から食べて、次は肉、魚、卵などのタンパク質、そして最後に少量の炭水化物です。
また、食べるスピードも重要です。
男性はどドカ食いをしがちなので、ゆっくり何回も噛んでから飲み込みましょう。
食前に、食物繊維、ギムネマなどのサプリメントをとることも、食後の急激な血糖値の上昇を抑えるためには有効です。
タンパク質摂取の若返り、美肌効果
体の組織をつくる
タンパク質を意識してとることは、糖質制限をするうえでもっとも重要といってよいでしょう。
タンパク質は体の組織をつくるうえで欠かせない栄養素です。
糖新生(肝臓で新たにブドウ糖を作り血液中に供給するシステム。)にも必要です。
糖新生については、次の記事を参考にしてください。
⇒糖新生の仕組みとは?糖質制限で活性化?メインのエネルギー源は脂肪とは?
タンパク質は肉、魚、卵、豆類、乳製品からまんべんなくとりましょう。
不足すると
タンパク質が不足すると、体力がなくなり、イライラすることも多くなるため、結局、糖質制限そのものが失敗してしまうのです。
糖質をぬくと短期間でやせてきますが、そこでもっとやせたいからと無理におかずの量を減らしたり、肉や魚を控えることは逆効果です。
ただ食事を減らすだけでは、栄養失調になり、しおれて老けた印象にしかなれません。
腹八分目を守っていれば、肉や魚の食べすぎで太ることはありませんから、安心してください。
美肌・若返り効果
タンパク質を多くとることは、低血糖症を防いで体調をよくするだけではありません。
肌がきれいになって若返るという利点もあります。
そもそも皮膚はタンパク質でできていますから、その原料を補給すればどんどん調子がよくなるのは当然です。
正しい糖質制限の複合的効果
生活の質が向上する
糖質制限のよさには、複合的にいろいろな症状がよくなることがあげられます。
糖尿病の治療のために行った糖質制限の結果、肌荒れが治って若返ったり、やせてスタイルがよくなり外出が楽しくなったという方がたくさんいます。
花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患も、多くの場合症状が軽くなり、生活の質が向上していきます。
糖質を避けると同時に、必要な栄養はたっぷりとることが、いきいきとした身体をつくるために大切なことなのです。
消費カロリーが増加し、満腹感も得られる
正しい糖質制限食では、主食を食べない代わりにおかず(主菜と副菜)を増やし、糖質の代わりに肉類や魚介類などからたんばく質と脂質をとります。
すると、カロリーもたんばく質も不足しないため、筋肉の分解も起こりませんし、基礎代謝も下がりません。
たんばく質と脂質の摂取を増やすと基礎代謝が増えたり、「食事誘発熱産生」といって体内で栄養素を分解する際に一部が体熱となって消費されたりすることで消費カロリーが増加します。
何より、食事の満腹感や満足度が高くなり、カロリー制限によるダイエットのようにひもじい思いをすることがないので長続きするのです。
まとめ
正しい糖質制限では、タンパク質をたっぷり摂るべきこと確認し、その若返り、美肌効果を確認しました。
間違った糖質制限の典型的なものは、「糖質とカロリーの両方を同時に制限してしまう」やり方にあり、
「糖質制限に加えてカロリー制限も同時にやってしまうこと」の弊害について解説しました。
正しい糖質制限をすれば、生活の質が向上し、食事の満足感が高まり長続きするなど複合的な効果がある事も確認しました。
なお、糖質制限時に、抵糖質の主食代替食品を利用することも有効です。
なお、麺好きの私が糖質制限をストレスなく継続しリバウンドを防止するために利用している補助食品はこれです。

また、糖質制限実践時に併用がおすすめの商品はこちらでも紹介中です。
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ダイエットアドバイザー藤田智久でした。